建築家の安藤忠雄氏(78)が岩手県遠野市の古民家を改築して、子どもが読書を楽しめる文化施設を造る。2021年3月までの完成を目指す。市の担当者は「建築界の神様からのありがたい提案だ」と完成を心待ちにしている。【小鍜冶孝志】
安藤氏は1995年に「建築界のノーベル賞」と呼ばれる米プリツカー賞を受賞するなど、世界的な建築家として知られる。東日本大震災の発生直後から、自ら震災遺児・孤児の基金を設立するなど被災地支援に関わってきた。市によると、1月に安藤氏側から施設設立の提案があった。市も検討チームを設置して準備を進め、11月の市議会全員協議会で報告した。安藤氏は「復興のシンボルは子どもたちの未来。そのためには本や読書が大切だ」と話しているという。
施設は、市中心部の古民家「旧三田屋」を改築して造られる。来年8月に着工予定で、設計や建築に関わる費用は全て安藤氏側が負担する。完成後は市に寄付される予定だ。同市は民俗学者・柳田国男の「遠野物語」でも知られる。安藤氏は「文学的に言えば、日本で一番有名な場所ではないか。震災時は復興支援の拠点となり、沿岸部との縁も深い」と遠野を選んだ理由を語っているという。同様の施設は大阪、神戸の両市にも建設される。
遠野市は来月、施設の運営方法を市民と協議する「こども本の森構想検討委員会」を発足させる。市によると、施設に並べる絵本などの蔵書は全国から寄贈を呼び掛け、貸し出しはしない方針。担当者は「子どもたちが、自由気ままに本を楽しめる場所にしたい」と話している。
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November 30, 2019 at 07:05AM
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建築家の安藤忠雄さん、岩手に「こども本の森」 古民家改築、21年春完成目指す - 毎日新聞 - 毎日新聞
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