展示したのは、男びなと女びなのほか、男児が生まれると贈る習わしがあった桃太郎や武将などの土びな約30点。江戸時代から伝わる天神様(菅原道真)や、長寿を祈るとされる翁(おきな)と媼(おうな)など珍しい人形も。つるしびなは、澄子さんが古布で作り、手まりや農作物など華やかな色合いの飾りが座敷を彩っている。
宮下家住宅は江戸時代の1700年ごろに建てられた木造建築で、2019年10月に県宝に指定された。澄子さんは「盆と正月以外の年中行事を行う機会は減っている。一つでも多く、受け継がれている行事を残していけるといいですね」と話していた。
見学の問い合わせは宮下さん(電話0260・31・0007)へ。
(2月25日)
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February 25, 2020 at 06:51AM
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ひな人形 歴史重ね華やか 阿南の「宮下家住宅」で展示 - 信濃毎日新聞
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