安倍晋三首相は四日の衆院予算委員会で、昨年四月の「桜を見る会」前夜に開いた支持者との懇親会を巡り、直前に欠席者が出た場合のキャンセル料について「ホテル側が私どもとの関係で取り消し料の取り決めは行わなかった」と明らかにした。理由については「事前のアンケートでおおむねの参加者数は判明している。ホテルの了解のもとだ」と語った。（川田篤志）
立憲民主党の黒岩宇洋（たかひろ）氏の質問に答えた。黒岩氏は首相が会費の支払いについて、ホテルと参加者との契約だと説明したことを踏まえ「キャンセルが出た場合の負担の取り決めがないことはありえない。参加者が契約主体ではないことの裏返しだ」と疑問視し、首相の事務所が契約主体だった可能性を指摘した。
首相は懇親会で出された料理の内容について、黒岩氏が誤った情報を流したとして「うそつき」「人間としてどうなのか」などと声を荒らげる一幕もあった。
首相は海上自衛隊の中東派遣を巡り「不審船に（海自と米軍が）共同対処することは想定していない」と強調した。米軍との情報交換はバーレーンにある米中央海軍司令部へ派遣した海自の連絡要員を通じ、原則一日一回行う方向で調整していると説明。航行の安全確保のための一般的な情報交換の一環として行うため「憲法上の問題は生じない」と語った。野党共同会派で無所属の岡田克也氏の質問に対する答弁。
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February 05, 2020 at 05:43AM
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衆院予算委 ホテル契約応酬 野党「桜懇親会 主体は安倍首相事務所」:政治(TOKYO Web) - 東京新聞
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