大阪国際交流センターホテルの運営を行う関西スターリゾート(株)(資本金100万円、大阪府大阪市天王寺区上本町8-2-6)は、3月23日に事業を停止し、事後処理を弁護士に一任、自己破産申請の準備に入った。大阪国際交流センターホテルは別の運営会社のもとで現在も営業。
大阪で3件目、ホテルとしては初の新型コロナ関連倒産
出典:大阪観光局
同社は、2019年11月に設立したホテル運営業者。近鉄・大阪上本町駅から南へ徒歩7分の大通り沿いに立地する大阪国際交流センターホテル(大阪市天王寺区上本町8-2-6)の運営を昨年12月より、別の運営会社から受託していた。
大阪市が所有する大阪国際交流センター内の同ホテルは客室50室と、100人を収容できるレストランを有し、併設する同センターへのデリバリーなども行っていた。
利用客は同センターでの会議利用や出張などの日本人が60%、観光などの外国人が40%の割合となっていた。昨年12月から運営を引き継ぎ、初年度となる2020年10月期には年収入高約2億円を見込んでいた。
しかし、今年に入り、新型コロナウイルスの感染拡大により外国人旅行客が著しく減少。さらに、併設する大阪国際交流センターでは、2月19日付で大阪市の依頼により新型コロナウイルス拡大防止対応としてイベントの中止・延期を決定したため日本人客も激減するなど、客室の稼働率は通常の1割にまで落ち込んでいた。
このため、当初の事業計画に大きく狂いが生じ、固定費が嵩んだことで資金繰りも悪化。新型コロナウイルスの収束が見えないなか、先行きの見通しが立たないことから事業継続を断念し、今回の事態となった。
なお、大阪国際交流センターホテルは別の運営会社のもとで現在も営業中。
大阪では雑貨店「aideco」経営の愛織、衣服小売「マジェスティックレゴン」運営のシティーヒルに続き3件目の新型コロナ関連倒産、宿泊施設としては初となる。
帝国データバンクが報じた。
大阪市天王寺区ホテル展開状況
メトロエンジンリサーチによると、大阪市天王寺区には宿泊施設が83、部屋数にして4,034室が提供されている。
新規開業予定も2施設、191室が新たに供給される見込み。
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March 26, 2020 at 03:20PM
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