中立な立場で住まい探しをサポートする、『LIFULL HOME'S 住まいの窓口』のアドバイザーには、日々お電話やLINEでさまざまなご相談が届きます。よくいただく相談事例をまとめてご紹介します。
今回は、注文住宅を建てるときの失敗事例についてです。うっかり見落としがちな動線、収納、リビング、日当たり、階段などの失敗例を踏まえ、これから家づくりをする人にひとつひとつアドバイスをしていきます。後悔しないように、失敗しがちなポイントを事前に学んでおきましょう。
動線の失敗例
失敗例:
日当たり重視で2階にリビング、寝室や水回りを1階にしたのですが、洗濯物を2階に運んで干すのも一苦労。畳んでからも1階の寝室にしまうのが大変です。

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アドバイス:
広いリビング、アイランドキッチン、ウォークインクローゼットなど、こだわりたいポイントが多すぎると、どうやってはめ込むか?の設計になりがちです。しかし、それが失敗のもと。参考プランができたら、間取り図を見ながら頭の中で利用シーンを想像して、動いてみましょう。
朝・昼・晩、平日・休日でのシミュレーションのほか、子どもの成長にも合わせてイメージすることが重要です。
たとえば、幼い子どもに目が届きやすいようにと、リビングの横に子ども部屋をつくったとします。
子どもが小学生になり、友達が家に遊びに来るようになります。すると、友達を呼ぶたびに「リビングをきれいに大掃除しなくちゃ」と、慌てることになります。
さらに子どもが中学生になると、「受験勉強に集中させるために、リビングはテレビもつけず、静かに過ごさなくちゃ」なんてことにもなりかねません。
日常的に行う買い物についてもシミュレーションしてみましょう。駐車場から玄関、パントリーまで何をどこに置き、どのように動くのか考えてみると、冷蔵庫に行くまでの動線が複雑であることに気づくこともあるでしょう。
ポイント
収納の失敗例
失敗例:
リビングはなるべく広くしたかったので、収納を少なくしました。その代わりに大きな収納スペースを別の場所につくったのですが、いちいち出し入れするのが面倒で、つい出しっぱなしの状態に。その結果、リビングにいつも物が散乱しています。

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アドバイス:
モデルハウスを見学したときに、「この床面積でも十分広いな」と感じたことはありませんか? そんなときは収納に注目してみてください。実は、そのようなモデルハウスには、収納がほとんどないこともあります。収納と広さの両立は、とても難しい問題なのです。
収納を考えるときには、ポイントがあります。以下の順番で考えてみましょう。
- 物を利用する場所の近くに収納スペースがあるか?
- 収納スペースは必要な大きさを満たしているか?
ポイント
リビングの失敗例
失敗例:
開放的でかっこいいリビングがつくりたくて、大きな窓、吹き抜け、天井にはシーリングファンを付けたのですが、掃除が大変です。
今はハシゴを使って自分で行っていますが、年老いてからもできるか不安があります。

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アドバイス:
吹き抜けのリビングや、天井高を上げたおしゃれなリビングは確かに魅力的で、人気もあります。しかし生活するとなると、掃除は必要不可欠。メンテナンスの難度が上がることを忘れてはなりません。また、コストに直結する部分でもあります。どこまでこだわるかも大事なポイントです。
ポイント
- 日々のメンテナンスも考えて設備を取り付けるか考えよう
階段の失敗例
失敗例:
子どもがいつもリビングを通ってから部屋に行くようリビング階段を取り入れましたが、空調が効きにくく、冬は寒くて困っています。

リビング階段のイメージ
アドバイス:
実は、階段スペースを通って寒い空気が下りてくることがあります。この現象をダウンドラフトといいます。ドラフトとは通風のこと。階段が空気の通り道になることがあるのです。
そこで、リビング階段を取り入れるなら、空調システムにこだわることをおすすめします。全館空調で温度差がなくなれば、ダウンドラフトを抑えることができますよ。
ポイント
- リビング階段を取り入れるなら空調システムにこだわろう
家族の部屋の失敗例
失敗例:
キッズコーナー兼客間として和室をつくったのですが、実際使ったのはほんのわずかな期間で、今では物置になってしまっています。こんなことになるなら、もっとリビングを広くつくっておけばよかったと後悔しています。

物置部屋のイメージ
アドバイス:
将来を考えると使わなくなりそうな部屋は、可変性を優先することをおすすめします。
たとえば、「客間としても使える独立した和室」と「リビングに面した和室」であれば、後者のほうがリビングに転用できる可能性が高いでしょう。
他の例を挙げると、独立した2つの子ども部屋をつくるよりも、将来仕切れるようにつくっておいた1つの部屋のほうが、使い方の幅が大きく広がります。
ポイント
- 将来不要になりそうな部屋は可変性を優先しよう
暗さ・明るさ(日当たり)の失敗例
失敗例:
明るい家にしたくて、お金を掛けて大きな窓をたくさん付けました。いざ暮らしてみると、冬の東から昇る朝日がまぶしすぎ、夏の西日で暑すぎ、明るくない北側の部屋はものすごく寒いと悩んでいます。光熱費もすごいことになってしまいました。

窓が大きい部屋のイメージ
アドバイス:
窓には、採光と換気2つの役割があります。また熱損失の75%は窓からともいわれています。
採光目的は明るさ、換気目的は熱損失を少なくすることを優先し、それぞれの窓に求める役割を決めると、失敗しにくいでしょう。
ポイント
失敗の原因とは
新築一戸建てを建てるにあたっての、さまざまな失敗事例や後悔している事例を紹介しました。このような失敗の多くは、建築会社のミスマッチ、担当者(営業、設計、コーディネーター)とのミスマッチが原因です。
たとえば、お部屋が寒くなる要素(大きな窓、吹き抜け、リビング階段)をかなえるなら、高気密高断熱、空調設備もこだわりの建築会社を選ぶことで失敗を回避できます。
また、担当者との相性が良く、信頼関係が築けていれば、失敗の可能性も正しく伝えてくれることでしょう。そこで、中立な立場から工務店やハウスメーカーなどの建築会社選びを支援する「LIFULL HOME’S住まいの窓口」を利用することをおすすめします。
LIFULL HOME’S住まいの窓口とは
LIFULL HOME’S 住まいの窓口は家探し・家づくりの相談窓口です。不動産会社ではないので“中立の立場”で最適なマッチングを行います。
何度でも無料で以下のサービスが受けられます。
ポイント
1.専属アドバイザーに相談できる
2.理想の家に出会えるまでサポートが受けられる
3.専門家監修の講座が受講できる
なぜ無料なの? 営業されない?
住まいの窓口がサービスを無料で提供できる理由は不動産会社から紹介料をいただくタイミングと関係しています。
住まいの窓口はお客さまが理想の家や不動産会社に出会い、住まいを手に入れたとき(契約時、物件の引き渡し時、請負工事終了時など)初めて紹介料として不動産会社からお金をいただいています。
そのため、お客さまの要望に合わない会社をご紹介することはありませんし、特定の会社をおすすめすることもありません。お客さまとの相性を考えて担当者までご紹介することもあります。
何度ご相談いただいても無料です。もちろん追加料金もかかりません。きっと満足できる会社に出会えると思いますよ。
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March 18, 2020 at 10:00PM
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