注文住宅を建てた人の95%が間取りに不満を抱えている――。こんなデータがあるといいます。満足のいく間取りを提供するため、家を建てる人と全国の建築家やデザイナーを橋渡しするサービスを名古屋市のベンチャー企業が手がけています。どんな仕組みなのか。「スタジオアンビルト」の森下敬司社長（38）に話を聞きました。
設計の外注仲介も
――思い通りの家づくりができないと悩む「間取り迷子」をなくそうというサービスを展開されています。
「注文住宅を建てた人のうち、95%が間取りに不満を持っているというデータがあります。大手の住宅メーカーは手がける施工件数が多くて設計者の人数が足りず、間取りを描くところまでは営業担当者が行うことも多い。新人もいて、設計のスキルは建築家と同等というわけにはいきません」
「この業界では家は3回建てるとやっと満足いくものができると言われます。でも金額が大きく、何度も建てられませんよね。SNSでは『住宅メーカーに間取りをつくってもらったが、どうすればこの動線はもっと良くなるか』など一般人同士が相談しあっていました。1回で満足のいく家づくりができるように、家を建てたい人、設計者、施工者の3者をオンラインで結びつけるサービス『マドリー』を開発しました」
――どんなサービスで…
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March 17, 2020 at 05:30AM
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「間取り迷子」なくしたい 家造り支援ベンチャーの挑戦 - 朝日新聞
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