相次ぐ宿泊キャンセル…利用者とホテルが『Win‐Win』な“予約売買サイト”人気
更新:2020/03/12 18:15
つい最近までは予約を取るのも難しかった京都市下京区のホテル「ハトヤ瑞鳳閣」も、新型コロナウイルス感染拡大の影響で稼働率が落ち込んでいるといいます。
「いただく予約より、キャンセルの方が多いというのが現状になってしまっています。」(ハトヤ瑞鳳閣 安田浩彦さん)
この時期は、例年ほぼ満室ですが、今は3割近くにまで稼働率が落ち込んでいます。
一方、ホテルと利用者、双方の痛手を軽減できるサービスがあります。それが、ホテルの予約を売買できるサイト「Cansell」です。例えば50%キャンセル料がかかる場合、1万円の部屋なら5000円の損となります。しかし、予約の権利を他の人に7000円で売れたら、損は3000円で済みます。宿泊を提供するホテルとしても、キャンセルで穴が開くより、客同士で融通してくれると実害がありません。
サイトの運営会社によりますと、2月頃から出品数が急増したといいます。
「3月以降の、イベントがどんどん中止になったタイミングから、一気に増えた。観光地やビジネス街のホテルの出品が凄く今増えていますね。」(Cansell 山下恭平社長)
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