現代的な建築と日本が誇るもてなしの心で、歴史的な外交活動や文化交流を見守ってきた昭和のクラシックホテル。西洋のモダニズムと日本の伝統様式が融合した建築、インテリアは唯一無二。次なる時代に向けて、さらなる進化を続けるホテルを紹介。ここでは、格調ある雰囲気や、空間のいたるところにちりばめられた意匠をはじめ、大切に受け継いできたものを未来に伝えていく代表的な3軒をお届け。
The Okura Tokyo/開業:昭和37年 設計:谷口吉郎ほか
日本工芸の粋を集めたメインロビーが圧巻 良き伝統美と現代的な品質の融合を目指した創業者の大倉喜七郎。設計を担当した谷口吉郎は、麻の葉、梅の花、藤、菱文様といった伝統模様を巧みにインテリアに展開し、モダニズムの最高傑作の呼び名をほしいままにした。4年の歳月をかけて本館の建て替えを行い、2019年に再開業。印象的な三ツ矢式建築こそ残らなかったが、ホテルの真骨頂と言える「オークラロビー」は健在だ。 ランターンのパネルや漆塗のテーブルなどは、可能な限り再利用。さらに旧ロビーをスキャンし、空間を忠実に再現するなど、ハイテクな技も駆使した。半世紀以上前の様子を再現したにもかかわらず、古さを全く感じないのは、そこに真のラグジュアリーが示されているからなのだろう。 写真 左 生まれ変わった「オークラロビー」。窓の方角が以前とは異なり、南向きになったことで明るい印象に。それに合わせて細かな照明計画を設定している。建て替えにあたっては、旧ロビーを設計した谷口吉郎の息子で、建築家の谷口吉生が手掛けた。 右 「世界時計」も機能を一新。古い南蛮風地図はそのままに、86都市の時間がタッチパネルで選択できるように。
「The Okura Tokyo」のメインロビーにある麻の葉文様の美術組子。樹齢200年以上の岡山県産のヒノキを使用し、従来のものを忠実に再現。 「オークラ東京」 住所/東京都港区虎ノ門2-10-4 宿泊料金/1名¥84,700(税サ込)~ tel. 03-3582-0111 https://ift.tt/34i5RJE
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September 09, 2020 at 07:10PM
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デザインが素敵な3大クラシックホテル。昭和レトロな建築を巡ろう(ELLE ONLINE) - Yahoo!ニュース
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