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【ホームズ】家相(風水)の良い間取りとは? 考慮しておきたい3要素 | 住まいのお役立ち情報 - LIFULL HOME'S(ライフルホームズ)

以前より日本では、家を建てるうえで“家相”がとても重要視されていました。しかし、近年では土地の縮小化や法規制強化などにより、ある程度間取りがパターン化されてきています。

そのような状況の中、少しでも「良い家相の家を建てたい」という方のために、家相を検討するうえで考慮すべき“3つの要素”をご紹介します。

間取り図イメージ

家相とは、日本で育まれた風水の一要素です。主に「風水方位学」という学問的な研究・知恵として形づくられたのが家相なのです。

時折、家相のことを占術(占い)の一種ととらえている方もいるようですが、家相は占術とはまったく異なるもの。家づくりの経験と結果を基にして、見出されてきた知恵が家相です。

良い家相の間取りをつくるためには、下記3要素を考慮することが大切です。

  1. 家相は基本設計時に検討すること
  2. 家相は専門家(建築士)と一緒に検討すること
  3. 家相の優先順位を設定し、意識するのは2~3要素までに絞ること

新築住宅をつくる際の一般的な流れを確認しておきましょう。

  1. 土地を購入する
  2. 住宅設計(基本設計・実施設計)を行う
  3. 実際に住宅を建てる

この一連の流れの中で家相を意識・検討するタイミングは、住宅設計の一要素「基本設計」が行われる時点です。

基本設計というのは、施主(住宅設計の依頼者)の要望をヒアリングした上で、建築士が間取りをプランニングすることを意味しています。簡単に言うと、間取りを考えることです。

家相は、この間取りを考える際に、建築士が施主からの要望のひとつとして考慮します。

ちなみに「実施設計」とは、間取りが決まったあと、実際に工事を行うために必要な設計図を作成することです。

時折、実施設計段階となってから要望変更を行う方がいますが、この段階で家相などを考慮することはなるべく避けましょう。実施設計段階での要望変更は、設計や施工のミス、住宅の機能性の損失につながりやすいためです。

家相は、間取りを検討する基本設計の段階で考慮するべき要素と認識しておきましょう。

冒頭でお話ししたように、家相は占いとはまったく性質が異なるもの。家づくりの体験・経験的な知恵が集約された要素です。

では、どのように家相を取り入れていくのでしょうか。

一般的に「良い家相」として紹介されている場合も、土地環境によっては取り入れないほうがいいことは少なくありません。本当の意味で「良い家相」というのは、その土地に適した要素であるかどうかも重要なのです。

建築士や風水師など、家相や住宅に関する専門的な知識を持つ専門家でなければ、家相の判断ができません。そのため家相の検討は、専門家と一緒に相談しながら進めていくことが大切です。

家を建てる際は、良い家相要素を少しでも多く取り入れたいと考えてしまうかもしれません。しかしながら、現代の住宅環境においては、設計条件として付加する家相要素は2~3つ程度にとどめておくことがおすすめです。

昭和の時代は、平屋住宅が多数存在するほど土地が広く、間取り計画の自由度が高かったので、家相を意識した住宅が多くつくられていました。

一方、現代では土地は狭くなったうえ、建築に関する法規制が厳格化しており、大半が2階建て住宅に。年々土地の縮小化が進むとともに、3階建て住宅も増加しています。そんな状況下では間取りの自由度は失われ、パターン化されているのが実情です。

ゆえに、広い土地にゆとりのある家を計画する場合を除いて、多くの家相要素を取り込むのは、実質困難な状況と言えるでしょう。無理に家相要素を取り入れたがために、住宅の使い勝手が悪くなっては本末転倒です。

家相要素の優先順位を設定したうえで、間取り計画に取り入れる家相要素は、3つまでが現実的です。

間取り相談イメージ

前述のとおり、家相は専門家と一緒に検討すべき要素です。

家相を考慮した家づくりをしたいと考えるのであれば、設計依頼をするときに、かならず建築士にその旨を伝えておきましょう。

家相に関する具体的な内容は、とてもここで書き切れるものではありません。ただ、ひとつお伝えしておきたいのは、技術の進歩と住宅の構造や建材の変化に伴い、家相要素も見直しが必要になっていることです。

分かりやすい事例として、昔から「鬼門方位(北東)にトイレを設置するのは避けるべき」といわれています。これはもともと「水気の多さ」を理由に、鬼門方位(北東)のトイレは避けるべきという家相です。しかし現代住宅のトイレは昔とは機能性が大きく異なり、タンクレス・トイレなども普及。今のトイレは、むしろ水気の少ない空間となっています。現代住宅においては避ける必要のない家相であると考えられるのです。

現代住宅において、気にすべき共通家相要素は以下のとおりです。

  • 玄関の位置(方位)
  • 正中線(住宅の重心位置)の利用の仕方

それ以外に、基本的には各土地に合った家相判断が必要です。

昔の家相は、多くの住宅に共通した要素が示されていましたが、現代では個々の土地に応じた家相判断が基本です。また、だんだんと家相の知識を持たない設計者が多くなってきています。

本格的に家相を大切にしたいのであれば、住宅の設計者とは別に家相診断ができる専門家に家相を相談し、その結果を設計者にフィードバックするのがいいのかもしれません。

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December 11, 2019 at 10:00PM
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