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社会減と向き合う:兄弟建築家(下)古里への恩返し胸に - 秋田魁新報

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納谷建築設計事務所でスタッフと談笑する学さん(右)と新さん。「秋田で公共建築を手掛けたい」と今後の抱負を語る=川崎市
納谷建築設計事務所でスタッフと談笑する学さん(右)と新さん。「秋田で公共建築を手掛けたい」と今後の抱負を語る=川崎市

 能代市富町の住宅地の一角。焦げ茶のガルバリウム鋼板の外壁と、2階の四方に張り巡らされた窓が目を引く住宅に、納谷貞夫さん(87)とハツメさん(86)の老夫婦が暮らす。

 リビングや寝室、水回りが配置された2階部分は、一続きの廊下が居住空間を囲む。廊下と居室を太鼓張りの障子で仕切ることで、断熱と採光を両立させた。

 2人は「前の家は冬寒くて、トイレに行くのもおっくうだった。今は暖かくて快適」「明るくなったのが一番うれしい」とほほ笑む。

(全文 1027 文字 / 残り 811 文字)

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January 06, 2020 at 11:30AM
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