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香川)家と生きもの学ぼう 16日にオンライン紙芝居 [新型コロナウイルス] - 朝日新聞

 空き家対策に取り組む建築士らのグループが16日、テレビ会議システムを活用して紙芝居「おうちの中にいる生き物たち」を披露する。新型コロナウイルス対策の休校などで自宅にこもりがちの子どもたちに「家」について興味を持ってもらいたいと準備した。

 オンライン紙芝居をするのは、建築士の女性ら4人でつくる一般社団法人「空き家コミュニティ」(香川県坂出市)。「ずっと住みたい家造り」などを目指して昨年から活動し、空き家の活用や調査、管理を手がけている。

 「ネズミ返し」「蛇口」「蝶番(ちょうつがい)」「鶉杢(うずらもく)」。古い家の中には、生き物の名がついた部品や部分が100以上もあるという。紙芝居は、主人公の「古民家ちゃん」が、その一部について説明する内容だ。

 絵はいずれも、メンバーの2級建築士谷野友香さん(39)=さぬき市=がA4サイズの紙14枚にペンや色鉛筆で手描きした。

 谷野さんは日頃から、子どもたちが理解しやすいようにと、家や建築に関する紙芝居を描きためてきた。別の作品を昨年の県建築士会女性委員会の勉強会で披露したところ「わかりやすい」と好評だった。

 子どもたちが家について学ぶきっかけになればと、作品を初めて一般公開することにした。紙芝居の動画をSNSで紹介することもできるが、「送り手と受け手の一対一の関係を大切にしたい」と、テレビ会議システム「Zoom」を活用することにした。

 谷野さんは「家の中に、あまり知らない魅力があることを子どもたちに知って欲しい」と語る。

 グループでは今後、県内の小・中学校や高校を訪問し、紙芝居を通して家についての授業をするという。

 代表理事の安部加寿美さん(50)は「祖父母の家にはこんな生き物がいる、と家に興味を持つ第一歩にして欲しい。その上で、家を大切に使い、育てるきっかけにもなれば」と話す。

 家への関心が深まることで、先祖が暮らし、いまは空き家になっている家屋にも愛着をもってほしいと願う。それが空き家対策にもつながると考えている。

 県によると、県内の空き家は約8万8千戸(2018年)。全住宅に占める割合は18・1%で全国8位。空き家が放置されると、災害時の倒壊や不審火など防犯上の問題も懸念される。

 紙芝居は16日午前10時からで参加無料。対象は小学生以下だが、誰でも視聴できる。パソコンやスマホが必要。事前にメール(akiya@akiya-community.com)で申し込むと、IDとパスワードが送られる。

 問い合わせは「空き家コミュニティ」(0877・59・3505)へ。(江湖良二)

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May 14, 2020 at 07:30AM
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